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 帝産観光バス(東京・品川区、市川慎一社長)はバスガイドの教材をデジタル化し、今月から専用タブレットを全約200人に配布している。同社によると、バスガイドの教育テキストをペーパーレス化したのは業界初という。

 同社編さんのバスガイドテキストは150冊に上るが、うち約100冊分を収納。開発までに3年を要した。2020年までに残りを入れ、完全なタブレット化を目指す。

 新しい建物や名所ができた場合、これまでは印刷が再度必要だったが、タブレットは社内マスターサーバーとつながっているため、更新が容易。付せんをするブックマーク機能やメモ欄もあり、自分なりのプランを立てやすい。従来のテキストは文字情報のみだった。教材としての使用がメーンだが、車内のテレビモニターに接続して乗客に画像などを見せられる。

 東京支店運輸課教育係の佐藤やよいさんは「乗務の際、数冊ものテキストを持ち出さなくてはならなかったが、今後はタブレット一つで済む。突然のコース変更時に(対象の)テキストを持っていないという心配もなくなる」と効果を指摘する。

[東京交通新聞4月23日号]